憂鬱DIARY Vol.3

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06/MAY./2001

Love Revolution

鈴木麗子は夜TEL.をすると赤いプレリュードで迎えに来てくれた。何度か湾岸線から横横を通って逗子まで、彼女のドライブで飛ばした。いつも由比が浜を越えたあたりでクルマを降りて、夜の暗い海を並んで眺めた。江ノ島を経由して、東京に戻るのがいつものコースだった。

その日は当時まだほとんどニホンではなじみがなかったシティバンクに勤める友人主催のパーティーがあった。オレは鈴木麗子を大森の彼女の家(300坪ぐらいはゆうにありそうな大きな家だった)まで迎えに行き、オレのクルマでどこかのホテル(パーティー会場)へ行った、のだと思う。

鈴木麗子がクルマに乗り込むと、オレは赤いバラの花を一輪プレゼントした。実は前の夜、何かのイベントのお祝いでもらった花束をそのまま鈴木麗子に、さも「プレゼントだよ」、と渡そうかと思ったのだが、あまりに仰々しいし、突然そんな花束をプレゼントするのもおかしいと思い、家の花瓶からバラを一本抜いて、花束に使われていたセロファンを巻いて持って行った。

「バラ一輪というのも、よいプレゼンよ。」

確かに鈴木麗子はそう言って、ヨーロッパ旅行のお土産、っとその一輪のバラと交換にワインの入った包みをオレに手渡した。鈴木麗子は昨日パリから帰ってきたところで、このパーティーにオレが誘ったことを覚えていて、それで昨夜TEL.をしてきたのだった。

はじめ鈴木麗子はずっとオレといっしょだった。しかし何人かの友人にオレが紹介したこともあって、いくつかのグループに混じって話しをしたり、カクテルを飲んだりしているようだった。パーティーも後半、オレの友人の一人、ソニーのエンジニア山木健一が鈴木麗子をこのあと飲みに誘いたい、と言ってきた。オレは何も考えずに山木健一の申し出を承諾した。ちょうどその夜初めて会った富士銀行頭取秘書の中山(こいつは名前を忘れた)というオンナからどこか飲みに連れていってくれ、と言われたところでもあった。

鈴木麗子と会ったのは、このパーティーの日が最後だった。その後、鈴木麗子からTEL.も無く、オレからTEL.をすることもなかった。

東京の友人がまめに送ってくれるビデオの中から、Love Revolution (ドラマ)を見ている。主人公、江角マキ子の年下の友人(スッティ)役の米倉涼子がだれかに似ているなぁ・・・、と思いながら、今日、第6話まで見た。そう、鈴木麗子にとても似ている。

では、また。


19/MAY/2001

ラベルのナイトを彷彿

日本から訪ねて来てくれたTaisukeの手土産、PRUNELLO DI MONTALCINO ’95 を抜栓。ラベルのナイトを彷彿とするアタックの強さ。しっかりしたタンニンとひかえ目ながらもヴィビットな酸味。ボトルエンドでもへこたれない押しとバランス。辛い料理と対等以上に伸びのある後味。

一時間前の抜栓したのがよかった。アルコール分高いがとてもマイルドかつ力強い。とはSommelierのント。

昨日は、オレお気に入りのMARQUES DE MONISTROL RESERVA ORIVADA ’95 を試飲いただく(最後の1本)。すべてにバランスされて いる、価格以上。いい選択と誉めてもらってうれしい。Sommelierは「山内理名が20歳になったら一緒に飲みたい一本」と言っておりました。はは、は。

めずらしく2本も続けてラベリング。イタリアもスペインもよい。Wineはフレンチのみにあらず。

では、また。


13/MAY/2001

宇宙だ

まばゆい輝きとどこまでも深い闇の同時発生。パワフルでしなやか、そして若くても潤っている。ボトルエンドに向って何度も押し寄せる絶頂。ながいながいアフターフレーバーは宇宙だ。液体とカラダのダイレクトコンタクトによる幸福。Pesquera ’98 Sommelierのハンドキャリーにより晴海埠頭にて抜栓。


7/MAY/2001

安い

早飲み系からDOMAINE LES HERBES BLANCHES COTES DU VENTOUX ’99 を抜栓。安っぽい。2000年のConcours Grands Vins de France もこんなもんか。続けて同じく早飲みで Domaine le Colombier VINSOBRESS ’99 を抜栓。これはまあ許せる。ほどほどに濃ゆく、酸味も苦味もしっかり。葡萄もある。ただ、今日のガーリックが超効いたトマト味のスパゲッティには、苦味が倍増で不一致。(味わいよりラベルがかっちょよい! 思わずシーリング。) 

フラットヘッドスキャナー:エプソンGT-8700、フィルムスキャナー: ニコンCOOLSCAN 400 EDCD-RWリライブ:リコーMP7200A を注文。さてどうやってニホンから持ってくるか、っと。それにしてもフラットヘッドスキャナーは安い=定価398、ストリートプライスは25を切っている。「モノ作り」の事業性が心配になる。これ作って幸せってヒトいるのかい。

今日はカレーに定番BEAU RIVAGE。味わいも定番というもの。いやなところが無いから、これはこれで悪くはない。オレはカレーに赤ワインが好きだ。(これ、別の日。)

では、また


3/MAY./2001

言ったぞ、オペレーターのおねえちゃんは

ニホンのCITIBANK 渋谷支店からレターが届く。先般ニホンで渋谷支店のATMから振り込みをしたのだが、先方の口座が見つからず、振り込みが実行されなかった.。よって先方銀行から振り込み金が返ってきた、という知らせだ。

『バカモノ!CITIBANK』

おれは、シティホンバンキングで高い国際電話料金を支払って、振り込みを確認したのだよ。実行されましたって言ったぞ、オペレーターのおねえちゃんは。

教訓 : 振り込みを実行した銀行では、振り込みが完了したのかわからない。冷静に考えて...コレってあたりまえ、かぁ。

いや、システムが悪い!こんなこと、即確認出来てあたりまえじゃぁ!

EMIさん、支払い遅れて大変申し訳なく。

では、また。


2/MAY./2001

あちこちで聞かれる

投資判断の引き上げ、という声があちこちで聞かれる。オレのファイナンス・アドバイザー Ernestからも、米銀行株を買えとの知らせが入る。が、オレはここは『待ち』と決めている。

米もニホンも底を打った、とは思う。しかし上げる材料もまた無しである。こうゆう時は、まだ待ってもよい。オレはギャンブラーではないから、具体的上げ材料が見えてから動くことにする。

では、また。


1/MAY./2001

買わなくっちゃいけなくなる

PCの売上回復は進むか? とのインタビューを受ける。液晶半値、メモリー7割安になっても、売上が上がってこない。しかるに今年の回復は無し、と答えた。

だってそうでしょ。ニホンじゃ13万円を切るエプソンダイレクトの3スピンドルノートだって飛ぶようには売れないのです。ではもうここ2、3年のような伸びは訪れないのか?答えは、訪れない、である。

このところTVのCNNのニュースでもやたらPDAからみのコーナーが多い。メーカーもPDAのブームを作ろうとしている。これが理由だ。これからPDAを買わなくっちゃいけなくなるのよ、流れとして。そんでもってPCまで買いますか?

なんでこんな簡単なこと、オレに聞くの? 

では、また。


30/APR./2001

圧倒的に満ち足りていて

Champagne を飲むという行為は、歴史になぞられたその音の響きと、泡を伴った視覚も手伝って、現実と非現実の中間的不確定な場所へ、飲み手が存在する空間もろとも我々飲み手を一瞬にしてワープさせる。しかるに『シャンペン』を飲むということで、飲み手我々は過去と未来を喪失する。        

Veuve Clicqot '91 が与えるそれは圧倒的に満ち足りていながら、それでいて軽快でキュートだ。口に含む液体の類で、これを超えて魅惑を放つものは無いと断言する。


27/APR./2001

大局下げ相場から反転

まずは最近のWineから。

TORRES Sangre de Toro ’98 : タンニンの渋みというより苦味先行。いやな感じではないが、食べ物を選ぶな。もともと深い味わいは期待していないのだが、いささか単調。これなら Marques de Monistrol ’95 reseruba の方がずっと好み。1ケース以上あった Marques de Monistrol ’95 reseruba はあと1,2本になっちゃって、寂しい。

MOUTON CADET ’98 : パリの街中のWineショップや、シャルル・ドゴール空港の免税店でも見かける、たぶんポピュラーな一本。一発でBORDAUXと分かる、らしいしっかり感、安定感。でも楽しくはない。中途半端なグレードのWineってこんなもんだ。発見を伴わないWineはつまらん。

Chateau LOUDNNE ’96 :これを開けるのはたしか3回目。すべてにバランスがとれた代表的MEDOCの味わいだが、これという一点の押しだしに欠けるような記憶。で、今回も同印象。グラスに移したときの濃厚感、それを裏切らないアタックの密度感は○。でもその後口の中で音楽を奏でるかのようなリズミカルなフルーツの味わいや、裾野の広いタンニンのパワー感があるわけではない。だから、オレの嫌いな泥臭さが協調される結果となる。BORDAXでこれ以上を望むのであれば、5大シャトー級を選ばなくては、ということか。でなければ、1点に秀でた個性派をオレは選びたい。

久しぶりに株価の話し。

テクニカル的に、ニホンは大局下げ相場から反転した。

手持ち資金(現金)が、2000万円以下程度で、その内役20%程度を投資に当て、半年程度の時間で10%位のリターンを期待する。こんなコンディションが当てはまる個人投資家は、今が買いだ。個別銘柄より、ファンドがよかろう。

国内投資家はいつでも買いたいのよな、カネあまりなんだから。海外投資家はポートフォリオにニホン大手ハイテクを再度入れた気持ちになている(待ちくたびれた)。連日のワーニングにもかかわらず底硬いのは、米に比べニホン株は今にいたっても割安だという再認識から。新政権への期待ってのも当然ある。これ以上は下げない、というコンセンサスが広く出来あがっていることも感じる。

ただし、ニホンの実態は小泉政権になったとは言え、まだ何も変わっていない。ハイテク企業収支は、秋までは好転しないし、好転の材料も無い。大山はまだまだ先。

では、また。


13/APR./2001

こんなに沢山の

09/APR./2001

tsutoMixと夕食。アルファ乗りがドイチェ(最近watchに参入したモンブラン)の腕時計でいいの?>新しい腕時計、と思いつつ実物の質感はモンブランのペンに似てドイチェを感じさせた。『アブソリュートリー!!』って感じ(英語で言うと)。

 

10/APR./2001

Kuraさんと横浜でのみ。Kuraさんと飲むときは必ず飲みすぎ。4軒目に向う路上でAma-pに出会う。Ama-pの長引く調停もようやく終盤だそうで、 合流してもう一杯。当然終電終わり、タクってホテルへ。しかし寿司屋で飲むってやっぱいい>再確認事項です、Kuraさん。

 

11/APR/2001

Toshibaの株主Sekineさんのところにふらっと行ってカットしてもらう。1280円で利食った後、540円で買い注文出してあるとのコト。さすが。

Taisukeと新宿で天ぷら。寿司屋もいいが、天ぷらやもいい! ソムリエはきき酒師の資格も得たと聞く。なんだか西洋と東洋の酒を手の内にしたようなかっちょよさだが、その風貌が田崎ソムリエみたいではなく、クラバーなのがヤツのまたかっちょよいところ。

恵比寿に移動してソムリエ自身のセレクションでItalian RUFFINO RISERVA DUCALEを抜栓。出だしの酸味はキャンティと同系と聞き納得。硬さと苦さの中にちゃんとフルーツあり。中盤で苦さがやわらぎ、酸味もまるくフレーバーも立ってきたあたりがオレ的にはgoodでした(ビンテージ失念:MAILにて教えて下さい>Tisuke)。その後、恵比寿をもう2軒はしご。ひさしぶりにワインの酔いはいい。

 

12/APR./2001

渋谷109で頼まれものの買い物。ワンショルダーの光物系カットソー?はエゴイストで発見。以前にも書いたが、JALはマルキュウで働いているヤツラをあのファッションのままスッティーにすべきだ。ヤツラは実はできる、とオレは思っている。

ふらっとクロムハーツへ。2点衝動買い。

稲穂大学訪問、Daveと夕食(イタリアン、当然Wineも...銘柄失念)。ボクの手助けのために諸々の予定をキャンセルして来週Hong Kongに行ってくれるとのDaveの提案。自分が友人と認めるそのヒト個人の生き方を尊重・尊敬すること。いつもいつも、生きて行く上で何が最も大切なのかを彼は教えてくれる。同時にオレが幸いにして持ち合わせることが出来た「地球なんて小さい」というスケールは、まさしく彼からもらったものだ。

この間を縫って、かかりつけの東芝大井町病院へ行った。病院からの帰り道、駅に向う桜並木の下で、清掃係りのおやじさんが桜の花びらを集めていた。その花びらは、袋なんばい分もほうきで集められていた。毎年毎年こんなに沢山のピンクの花びらをつけるニホンの桜の木が愛しい。

例によってJALの機内にて。

では、また。


30/MAR./2001

カネを稼がなければならない

メイドのPatriciaがイースターホリデーで一時帰郷した。彼女は故郷の両親と暮らす夫と3歳の娘と離れてオレの家で働いている。彼女がVISAを所得するために身元引受人になっていること、オレに出来ることはこれだけだ。

彼女に比べて日本人は幸せだ、という言い方はしたくないし、そうとも思わない。ただ、ニホンの女子高生だって彼女を雇える(月2回の援交で)。

カネがあれば幸せになれるとは限らない。しかしカネを稼がなければならない。資本主義社会に生きるとはこうゆうものだ。


25/MAR./2001

タクシーのNo.は

タクシーに乗る時、ベルボーイが数字の書かれたメモを渡してくれた。そこには英語や他の言葉に混じって日本語の案内が書かれていた。「お忘れ物はここにお電話下さい。お客様の乗車されましたタクシーのNo.は****です。」

ペニンシュラホテルにて。すばらしいサービス。


15/MAR./2001

しかし致し方なし

ニホンの電子技術系会社 TE社のNogawa取締役と夕食。給与システムの年報制移行についてインタビュー。能力給比率の拡大。残業という概念の撤廃。給与テーブルの階層を減らして、実力ある社員は早く昇格出来るようにする(課長級までの最短が大卒後13年が9年に)、など良く聞く話しに混じって、減給を10%の社員に対し毎年実施するという話しが耳にとまった。

Nogawa氏曰く、TE社は社員総数約1500人のうち15%の人員削減を経営の方向性として打ち出しているそうだ。年報制がスタートする今年4月、社員全員に給与テーブルを開示しそのテーブル上のどこに査定されたかを言い渡す。かつ大きくマイナス査定を受けた社員にはそのテーブルに示された給与から数万円の減給額を言い渡すそうだ(当然、プラス査定により、加算給を得る社員もいる)。要は減給を言い渡される約10%の社員は、できればやめて欲しいという会社からのメッセージを受け取ることとなる。

ニホンの硬直した人材流動性が企業経営を圧迫している。TE社の場合、切り捨てたい15%の人材がTE社には不要だが、じゃその他の場所では不要でないかもしれない可能性を残したまま、その不要人材はTE社の経営を圧迫することとなる。

「でも、数万円の減給だったら辞める社員はいないでしょうね」 と申し上げると、「そうなんですよ、しかし致し方なしです」 との返答。これが、社会全体が現状を肯定していて、変わることを選択していないニホンの現況だ。

では、また。


01/MAR./2001

オレンジ色の紙袋

デュセルからエールフランス便でパリへ。アッパークラスで使われている、エルフラのコーポレーションカラー:ブルーのラインが入ったナイフ・フォークがオレは好きだ。ルフトハンザはどうしてもって時しか乗らない。

ホテルは、いつものパリ唯一の高層ホテル:コンコルド・ラファエロだ。クラブフロアーのエッフェル塔が見える部屋からは、凱旋門も窓の左側に見える。このホテルの経営者はこのビュー楽しむだけと割り切っていると思うほど、ベルボーイもレセプションもダメだ。次はもっとこじんまりとしたホテルを探そう。

今回パリを訪ねたことに、理由は無い。だからすることも無い。例によってバンドーム広場のあたりを散歩していると、それこそどこのブティックにもニホン人の女の子がいる。昔はこいつらの振る舞いに怒りを覚えた。100円均一ショップで買い物をするのと同じ気持ちでカルティエに入ってもらっては困る。ブティックのマヌカンと、そいつらの悪口を言い合ったこともしばしばあった。

しかし、まるでダメなニホン経済と反対に、パリまで来て買い物をする女の子を見るとわずかながらに元気を感じる。エルメスのある交差点で、あのオレンジ色の紙袋を下げたニホン人の女の子たちがいなくなる日が来るのではと考えると、それはオレの散歩や買い物には良いのであるが、    寂しい。

ちなみにオレがここエルメスの本店に入る時は、カシミヤのクイーンサイズの毛布を買う時と決めている。ベルサーチの布団と並んで(これは柄をよく吟味する必要があるが)、ブランドタグが付いているいないを超えてイイ。 

明日TOKYOだ。では、また。


27/FEB./2001

違いなかった

デュッセルドルフからアウトバーンをアウディで飛ばしてオランダへ。いつもながらアウトバーンでの移動は時間読みが出来る。ハイル・ヒットラー。アウディのV6は200km/hを超えても悪くない。

途中、ベートベンの田園って感じのまさしく田園地帯の真中にそびえる、ザウスのような巨大なスロープを横切る。交通の便がよいここでも、コンビニ・スキー場は魅力なのか? オレならクルマと飛行機でスキーリゾートへ行くけどな。アルプスはすぐそこだ。

Mr.Gat と夕食。カーフソフト(子牛)のステーキを食べる。牛肉は赤いが、これは鶏肉のように白いこのカーフソフトは、比較的淡白な味でオレの好みだった。Mr.Gat が招待してくれたここは、この小さな街で一番のレストランであるに違いなかった。Wineは失念。

 

田舎のホテルのせいか、ダイヤルアップ出来ず。最後には電話もつながらなくなってしまった。なんだか眠くて、頭が冴えないので、おやすみ。


25/FEB./2001

あ・き・た〜

Chateau LOUDNNE ’96  とってもMEDOC らしいのだけれど、個性に欠ける。ブーケを立ち上げるわけでもなく、フルーツを楽しめるわけでもなく、ほどほどのちから強さでほどほどのタンニン。盛り上がりもしないが、盛り下がりもしない。変な甘さが無いのがよいが、なんといってもベースの水の泥臭さ(それほど強くはないのだが)が、今のオレにはだめだ。

COONA WARRA BIN128 ’97 これまたオーストラリアの広くしられた一本。だけど、多分自分で選ぶのは始めて。シラー種の味わいがキライなオレは、そうそうオーストラリアは飲まないが、Royal Plaza Hotel のバーラウンジのWineの取り揃えが悪く、しかたなくこれに。オレが言うリズミナルなフルーツとはちょっと違うのだけれど、これはこれで悪くない。広がり過ぎないのも良く、徐々に膨らんでゆくのを楽しめた。大き目グラスから涌き出るような香り、とならなかったのはしかたなしか。

飛行機 あ・き・た〜。


22/SAT./2001

のりこんでやっからよ

てんで、来週はネザランドへ行くことに。なかなか行きにくいトコロなのよね。フランクに降りてデュッセルで一泊、そこからアウトバーンを飛ばして行こうか。それとも、ロンドン ヒースローに降りて、スタンステットから例のプロペラ機でドーバー海峡を渡ろうか。それにしても、飛行機に乗るのは憂鬱だ。だれかかわいいおねーちゃん、同行求む。

条件その1、英語か日本語が話せるヒト。

条件その2、たとえば、今デュッセルにいて、じゃあさっての夕方6時にパリのコンコルドラファエロにチェックインして待っててぇ。と言ったら、どうやって飛行機のチケット手配すればいいの?なんてオレに訊かないヒト。

条件その3、飛行機で移動中、オレが口で言うコメントをタイプして書類化(英語)してくれるヒト。

条件その4、飛行機代、ホテル代、お食事代、お土産代は当然全部オレ持ち。自分で払うという申し出があれば、オレも無理には払わないけど。

条件その5、今年のF1 イタリアGP(モンツァ)に行くよ、と言ったら世界中どこにいても、ニホンに来てくれるヒト。多分ニホンからイタリアへ行くと思うから、ニホンで会ってから、イタリアへ向うのであーりゅ。

条件その6、JALの食事はおいしくない、なんて知ったかぶり言わないヒト。前から言っているように、オレはJALが好き。バージンの機内バーカウンターとスッチィーのマッサージにはちと心を動かされるが。

条件その7、SEXに飽きていないヒト。昔は「もうSEXなんて飽きたわ。フーッ。」みたいなオンナが好きだったおだけれど、キライになった。


「こっちの調査が遅れていてすまない」

昨日のそのテーブルにいなかったビジネスパートナー Mr. Gat から朝 MAILが入っていた。Mr. Leen から Mr. Gat にもなんらかの文句が行ったのだろう。 Gatちゃん、わかちょるよ、キミの言いたいことは。ニホン語の具合のいい言葉で言えば 「よろしこー」 ってとことね。あさって MrLeen とリターンマッチ。それまでにデーターよこしてね、Gatちゃん。 それでもこじれたらオメーらのところ(ネザランド)にのりこんでやっからよ。


21/FEB./2001

農耕民族的行動に不利

N社携帯TEL関連 purchasingのキーマン Mr. Leen と昼食。ビジネスランチだの、ビジネスディナーだのってのは嫌いなのだが、それにしても今日は言いたい事ガーガー言われてアタマに来た。それもまた自分たちの約束違反は棚に上げてってやつで、およそニホン人に言わせりゃ「よく言うぜ〜」ってやつだ。

こっちは、おめーたちの約束未達をつっこむと、この場にいないおめーたちの仲間の Mr. Gat を攻撃することになる...なんて気を使ってんのにな。

これはよく言う欧米とニホンの折衝・交渉術の差というより、農耕民族と狩猟民族の差だね。農耕民族は多くの周辺環境を考える。狩猟民族は、その場でやっつけることが重要。世界経済のトレンドは農耕民族的行動に不利だ。

でもオレは、テーブルにいないビジネスパートナーを悪者にはしないよーん。ので、今日の折衝は負けでした。

では、また。


↓浮いたカネは2000$の間違え。


15/FEB./2001

計算

なんだか200US$ばかり浮いたカネがあった。

旅行 ⇒ 金額不足。 Nikon D1X ⇒ これまた金額不足。洋服 ⇒ 昨日スーツをオーダーしたばかりで、買う服のイメージが沸かない。クロムハーツ系アクセサリー ⇒ コレなかなかイイせんだ。カムホートの方がいいな。 風俗で遊ぶ ⇒ これもよいが、現在欲求不満じゃないから。SMならオモロイかぁ。

なーんて考えながら、やっぱWine買おっ、とみょーに健全にワインショップへ。しかし昨日のちげ鍋のせいか、なーんか胃がすっきりしない、こんな日はWineを選ぶカンがにぶるよな...カーブの中へ。

おっと、Marques de Monistrol ’95 reseruba 4本だけ発見。しかも20% OFF (当然こやつはカーブの外)。探すと無いのに、あるときはあるのね。この前1ケース買って...? 何本飲んだっけ...? えーとっ...。まいっか。

結局、お昼のヨーグルトとバナナとそのMarques de Monistrol 4本を買って帰る。しめて30US$。これは生活費だから...200US$はそのまま残っている。なんだか得した気分だ。

これって計算合ってるのか? さて、そろそろ歯医者へ行くかぁ。

では、また。


14/FEB./2001

言いましょう

昨夜はMF 社長Otakeさんと寿司屋。今日はこの地で「このこ」という珍味に出会う。なまこの卵巣だそうで、磯の香りがなんとも日本酒に合っていた。ふきの塔の天ぷらなんてニホンの春〜って感じ。ひらまさもいいのが入っていて<まる>でした。

Otakeさんはアジアに二つ目の法人を作る段取りをしている。現在の法人は名前だけ残しておいて、実際のオペレーションを新たに作る方に移す。これ、実は相当の節税になる。こうゆうのを楽しんで出来るヒトが経営に向くヒトなのか、とも思う。

オレなど、正直なところ時間のムダ〜〜っと思ってしまう。そんなコト自分でやるの面倒だ。しかしOtakeさんの様なヒトがこれからニホンで増えるとニホンのモノ作りも世界のフェーズに乗ることが出来るのだろう。Otakeさんは今でも自分でソフトのコーディングをする自分の会社の現役技術者でもあって、かつ社長なのだ。

と書いていると、朝がた下げて始まり13100円に近ずいた日経225が上げに転じている。日本時間 11:14現在 13312円。昨日USDOWNASDAQも下げて、当然ニホンも下げのはず。これはなにか起こったな。

そう言えば、先週の金曜、後場で急に上げに切り返し。ご存知の利下げが原因なのだが、なんでもマーケットクローズ後正式発表の予定だっかのが、TBSH/Pでなぜかフライング。後場終了直前の切り返しとなったと聞く。

ニホンにノーのitkとしては、しばらく静観。こうして距離をおいて見ると、何も変わっていない(上げる材料が無い)のだから小手先の株価引き上げ策などどれも愚作だ。今、何をすれば良いかはっきり言いましょう。国民の了解のもとで不良債権をいっきにゼロにすることです。しかも時間をかけずに。当然、付加価値を生み出すことが出来ない土建屋や銀行はバイバイ。そして規制を撤廃してあとは御上はなにもするな。オレたとも御上に期待するコトをやめる。チーン。

おっと、切り返しの原因は、午前10時半過ぎに共同通信が「公明党幹部が森首相の早期辞任が望ましいとの考えを示した」と伝えたことで、日経平均先物3月物に買い戻しが優勢となり、現物株にも裁定買いが入った...からだそうです。なんとも断末魔な状況。

では、また。


11/FEB./2001

気に入らん

長野県で最もメジャーな地元新聞社「信濃毎日新聞」。君らの

田中知事24

はみっともないぞ。

君ら信濃毎日新聞は以前康夫ちゃんに雑誌NAVIで、長野オリンピック召致にからみ、そのニホン官僚的腐敗体質をけちょんけちょんに名指しでコケにされたじゃない。なのに「驚異の支持率91%」なんてなっちゃたら、

 11時55分 昨年十二月の全国都道府県対抗中学バレーボール大会で優勝した県選抜チームが優勝報告。「この際何かご注文はありますか」と聞くと、選手たちは声をそろえて「名刺ください」。

 午後0時10分 県庁見学中の中野市高丘小五年生三十六人が昼食を取っていた十階食堂に顔を出し、子供たちから質問攻めに。「県庁の仕事で楽しいことは何ですか」との質問に、「全部楽しいですよ。知事にならないと会えなかった子供やお年寄りともいっぱい話せるからね」。

2月10日の田中知事24時 より

てな具合に、康夫ちゃんの宣伝・広告担当になっちゃうわけ。

これがニホンを悪くしてきた「馴れ合い」ってやつだ。販売部数が減るのがそんなに怖いか?コケにされた相手なにの、旗色見て機嫌なんかとっててる君らのような振る舞い、気に入らん。


31/JAN./2001

せいぜい

空港から帰ってきてインターネットを開くと、日航機のニアミスが報じられている。これだけ飛行機で移動をしているオレだが、さいわいにして生命に危険を感じたことは今まで無かった(タッチアンドゴーや離陸緊急中止で逆噴射などはあったが)。

確立統計論的に言うと、飛行機に乗っているより、クルマに乗っている方が危険だそうだが、オレはけっこう、こうゆう統計的な数字に納得する傾向がある。だから飛行機に乗ることはまったく躊躇無く、来週もまた飛行機に乗る。ただ飛行機に乗って酒を飲むと気分が悪くなることは悩みだ。最近はウェエルカムシャンペンも遠慮している。酒に酔ってしまえば乗り物酔いしない、というのは嘘だ。せいぜい地面の上では、気持ち良く酒を飲んで酔っぱらおう。

で、最近のWine

La Croix Bossee Chinon ’97 このところスペインものを良く飲む。Marques de Monistrol と同傾向で充分にフルーツを感じさせてかつ強すぎない酸味と加えてタンニンも感じさせる。好みとしては、樽置きの長さを感じさせるMarques de Monistrol ’95 reseruba デイリー用に1ケース購入。

Lagunilla RRRIOJA ’96 ははずしの一本。目をつむって飲んだらワインとは解らない葡萄風味なしの珍品。いっちゃってるんではけしてないのだが、なんじゃこりゃ? しいて言えば、プルーンジュースの様か。常識を打ち破るこれは、世界のワインを飲みつくしてしまったヒトには話しのタネとなるかも。

Cairanne Cotes du Rhone Villages ’98  昨日のTaisukeからのMAILでは、’98Cotes du Rhone はまとめ買いする愛好者がいるとのことだが、偶然先週飲んだ一本。強い個性が無いかわりに、バランスがとってもいい。それなりにワインが解るヒトにも進めても、おかしなコトにはならないでしょう。しいて言えば、後半やや単調だけどレストランプライスで40US$ぐらいだったことを考えれば充分合格。どのCotes du Rhoneが適当なのか、教えて>Taisuke

Martini Brut。タッチのやわらかさと適度な葡萄のかおり。やさしいスプマンテ。とかく香るスパークリング・ワインは後口が悪いが、これはすっきり系。

では、また。


30/JAN./2001

ヒトの顔が変わった

たぶん34年ぶりの台北。ヒトの顔が変わったな。蒋介石国際空港の飛行機会社地上勤務のメンバーも、トランスポーテーシンのリムジン運転手も、ホテルのレセプションやベルボーイも、街角のスターバックスでお茶をしているOLも。きっと豊かになったんだろう、表情が柔らかい。

ホテルからニホンの友人にTEL、雑談まじりにそんなコトを話すと「クルマの運転マナーが一番変わったと思う」、と彼。確かにニホンに近い「おっとり型方向」になった。と言ってもニホンのおっとりに慣れてるヒトは運転できましぇん。

知人の Mr. Yan はニホンの大学(慶応大学)を出で、現在PCボードメーカーのダイレクターだ。噂では、ストックオプションも含めた彼の資産は5億円を超えると言う。これが台湾の成功だ。ニホンのモノ作りでこんなストーリーってほとんど聞かない。

PADメーカーの開発部長 Mr. Hse に面会。開発フィールドでの最近の大きな変化は? と聞くと「ハードの開発期間が、企画スタートから量産開始までで6ヶ月を切ったことだ」、との返答。性能の向上もさることながら、部品供給メーカー(特にMPU)の開発サポート体制が重要だ。すべての開発支援情報がWebにととのっているドラゴンボール(モトローラーのMPU/パームコンパチ品はすべてコレ)の強さはここか。

Eai Mandarin Crown Hotelの中華料理レストランで夕食。海老も蟹もうまかったが、中国酒がいまいち。聞くと台湾のモノらしい。中国酒は中国産のモノがよい。彼女は27歳だが、30歳までに結婚相手を探すことを毎日の暮らしにおける最優先項目としているそうだ。30歳を超えると、対男性のマーケッティングパワーが減少するから...と、おもろい英語表現をした彼女はマーケッティングを仕事としている。深入りはゴメンなので、御馳走してとっとと分かれた。


18/JAN./2001

ニホン着。ホテルにチェックイン後PS2を持って新宿ヨドバシカメラへ直行。CD-ROMが読めなくなってしまって、修理のため今回ハンドキャリー。事前にTELで新品に交換をお願いしてみたが、ダメ。この前のさくらやの様には行かなかった。

Taisukeとちゃんこ鍋でビール。そう言えば、この前も鍋だったな。最後はお決まりのおじや。オーブリオンを持っていたのだが、Makotoが休みでまたまたラコンテ持ちこみで飲んじゃうというわけには行かなかった。

Taisukeと分かれて、渋谷へ行ってみた。道玄坂から左に折れた、ファッションヘルスとかがある通りのアダルトグッズ屋でローションを買う。店の少年の薦めでシャンペンカクテル味を選択。

横浜でIkuraさんと待ち合わせ。ミラーのビール屋のおねえちゃんのバトガール風コスチュームに唖然、パンティーラインクッキリ。寒くないの?

Ama-P、なんでこんなにタイミング良く横浜にいるの! Ama-P、3件目から合流で4件目に。焼酎ロックをガンガンに行ってしまって、でも起きたらホテルに戻っていた。その感、SakkoTELしたようなかすかな記憶アリ。

恵比寿のParty。昨日の飲みすぎでWine買う気にならず。Taisuke分かって。クリップで髪の毛をカット。Nemotoさんにカットしてもらうのも、これが最後。Nemotoさん、実家でカットスタジオを開くとの事、成功してね。

青山クロムハーツ訪問。チョーカーを衝動買い。はっは。

Daveとホテル フォーシーズンスで夕食。イタリアンというのにやたらいかめしい客対応に嫌気。ストリートスタイルに爆発ヘアースタイルだったため、入店時にジャケットを渡され着ろとのこと。Daveの招待でなかったら帰ってとるわ!

ラコンテでMakoto仕事の復帰?を確認。おんなを大切にしような、Makoto

...というニホンを後にJALの機内。オレの係りの客室乗務員Sawadaさん、JAL久々のグットルック。しばらく忘れていた、オレより長身のオンナと付き合ってみたい願望復活。でも到着地での宿泊無しで残念ね。またね。

Okaさんと面会。高校生の娘さんがパラパラにはまっていて、まじめな慶応大修士卒のOkaさんと大喧嘩。勉強しないなら高校やろ! と怒ったら、娘さん、速攻で高校辞めてしまったとか。でもOkaさんの娘さん、正常進化したんだよ。だって娘さん高校行ったってムダって分かったわけでしょ。一方で来月高校入試を控えたKan-chanには、水晶系パワーストーンを送ったのでありました。ちと自己矛盾か?

では、また。


11/JAN./2001

オレの友人Davidは空手3段、今日も寒稽古にはげんでいる(NSXCBR750を持つホンダ党)。Fraceas(女性みたいな名前だが男性)は生け花を趣味とする。Mikeは日本の古い絵画につての本を著している。Karaさんのアパートのエントランスには兜が飾ってある。政治学者のSnodon先生は日本の古典文学を読解できる(研究している)。ある分野において、彼らはオレよりニホンを知っていて、ニホンが好きで、ニホンを尊敬しているじゃない。

以下、18日のMMJ、村上のコメントより。

 

日本的な伝統というのは、たとえば正月に雑煮を食べたり、七夕の日に笹の葉に短 冊を飾ったり、お盆の夜に小さな灯籠を川に流すというようなことで、世界の実体・ 実態に即して変化を受け入れるということとはそれほど矛盾しません。外資に勤める 人が増えても、労働市場が流動化して専門職の終身雇用制が消滅しても、そういった こととは関係なくわたしたちはきっと正月には雑煮を食べるでしょう。 昨年、わたしの『コインロッカー・ベイビーズ』という作品を英訳した翻訳家と久 しぶりに会って食事をしました。彼は作品の翻訳の他に、アメリカ西部の大学で泉鏡 花や永井荷風に関する講義と研究室を持っています。  わたしと会う前、彼は金沢を訪れ、泉鏡花ゆかりの地を回ってきたのだと言ってい ました。また永井荷風が愛した東京の下町を歩いて、彼の作品に登場する豆腐屋や畳 屋がまだ現地に残っていることを喜んでいました。 「それに、村上さん、わたし、今日は、アンティークショップですばらしい『お歯黒 壺』を見つけました」 「オハグロツボって何ですか?」 「江戸時代のミセスはお歯黒をしますね。あれを入れるものです。形も非常にきれい ですし、美術品としても見事なものが多いんです」  その場に、お歯黒壺を知っている日本人は一人もいませんでした。そもそもお歯黒 というのは何で作られていたんだろう? とわたしが言うと、翻訳家が、おもに腐食 させた鉄分とふし粉です、と教えてくれました。そういうことを日本人が知らないっ ていうのはちょっと恥ずかしいな、とわたしが反省すると、翻訳家は、そんなことは ありませんよ、と言って、最後に次のようにつけ加えました。 「だいじょうぶです。伝統的な日本文化はわたしたち外国人が守りますから。外から 見たほうが価値がわかるんです。」

 

早朝の電車を降りて数歩、このコメントの最後にたどり着いた。頭を殴られ、そして同時に背筋が寒くなり、体が震えて歩けなくなった。

今日、日経225 昨年来最安値更新。現在オレはニホン株とは無縁、ではある。


10/JAN./2001

うれしくなった

昨年末、ニホンでポータブルのMDプレーヤーをさくらやでプレゼント用に購入。ところがMDを挿入するふたが開きっぱなし。さくらやにTELをすると、ホテルまで新品を届けてくれた。

もう一つさくやらネタ。同じく年末、熱海の温泉でNikonのF80がトラブル(なにも受け付けない、うんともすんとも動かない)。さくらやにTELし状況と購入後4ヶ月であることを告げると、即新品と交換するとの申し出。その後さくらや担当者のすすめでNikonのサービスにTEL、女性担当者が丁寧にリセットの方法を教えてくれたのでその場で解決。さくらや担当者に丁寧にお礼のTELを入れて一件落着。

具体的なニホンの企業努力が感じられて、なんだかうれしくなった。ちなみに久しぶりの露天風呂、きもちえかったー。


09/JAN./2001

ミウッチェに異論は無い

ミウッチェ・プラダの1989年ミラノコレクションを見れたことは、年末年始ニホンへ行っていた一つの収穫だ(過去のコレクションを年ごとに振り返る番組にて、確かケーブル番組。)

すでにミウッチェは来たるすべてのカジュアル化を見ていて、それとともに徹底して権威的な物事に背を向けた服を現していた。

今日プラダのブチックを訪ねると、SALEのタグが付いた冬物に混じって、赤い原色(これはプラダが好んで用いる赤い絵の具に少し黒を溶いたあの赤ではなくvividな赤なんだ)とややアイボリーがかった白からなるスニーカーが目にとまった。

軽さと自由さに新しいアクティブなフットワークをまさに足元から運ぼうとしている、と受け取った。オレはプラダは着ないがミウッチェの提案を受け入れることに異論は無い。新世紀のスタートとして。




01/DEC./2000

まあ許す

めっけもん Marques de Monstrol '95 を探せど無し。同 '99を見つけたので3本購入、1本抜栓。うーん。まだWineになってねえな、これじゃ。単純な甘み、深さ方向の味わい無し。素質はあるような気もするが、これを5年も取っておくかい。オレには出来ない。

アパレル系の PARAFUNDS COMPANY LTD. の Director, James がオレの新しい大家だ。明日の引越しの前に彼と会ってカギをもらいがてら、新しいアパートの家具や電気製品の確認した。彼はキレイな英語を話す。聞くとイギリスで法律の仕事を6年していたということ。相手がこうゆう英語をしゃべってくれると、オレの超デキの悪い英語をつかさどる語学中枢もやや刺激されるらしく、なんだか話しやすい。

今のアパートより少し山の上の方にある今度のアパートは、けっこう静かな場所だ。このリビングなら20人ぐらヒトが集まっても大丈夫。デコレーションはいまいち好みではないが、ガラスに囲まれたデッキがついているのでまあ許す。

いつでも welcom 訪ねて下さーい。

zukoが早々遊びに来るとか。昨日引越ししたばっかよ、まだダンボールだらけよ。

問題:スタディールームにしようと思っていたセカンドベッドルームに電話のモジュールコンセントが無い。ワイヤレスしかないか?

では、また。


Mon.27/NOV./2000

日経(日系)企業の常

日経225 14720 +405 5.79億株
店頭平均 1342 +18 1156万株

先週末の5%を超えるNasdaqの上げに呼応するのであれば、もっと上げてもいいようにも思うが、日経225は2.8%UP。単なるリバウンドと見るかは、今週米の動きとどうリンクするかを観察すればいいのだが、観察するもなく単なるリバウンドです。 

今日の携帯ネタ その(1)三菱製ツーカーのリコール(メモリーが消えてしまう不具合)発生。その(2)同じくツーカーがアユ ディザインバージョンを12月中旬から3万台限定発売。

とまあ、毎日話題の絶えない携帯。家族みんなで携帯を使うと、月の通話料金は一家で4万円ぐらいになると言う。(おとうさんとおかあさん、プラス娘二人なんてなるともっとかぁ?)しかるにこの1、2年で家計に占める通信費がなんと4万円も上がったってことよ!給料上がっていないわけだから、従来のなにかの支出が通信費支出に切り替わったという理解をすべきでしょう。これじゃ内需拡大しないわけだ。携帯のキャリアは、ニホン経済復興の行方を握っている。

通話料について言えば、オレが契約しているGSMのうちの一つは、1月=100分まで話し放題で2200円ぐらい(月額基本料金込み)。ちなみにオレは1week単位でしばしば使わない場合があるのだが、あらかじめサービスの一時停止を連絡しておけば日割りで料金を割り引いてくれる。比べてニホンの携帯って、通話料が下がったとは言え圧倒的に高い。なんだかニホンのユーザーはだまされている。逆にいうとニホンのキャリアって、極めておかしいぞ。

ドコモがヨーロッパやアジアの囲い込み作戦を展開している。ニホンの携帯ユーザーがドコモを育てたことの恩恵を得られる様でないといかん。だってこのまま行くと日経企業の常で、海外ユーザーの方がiモードをずっと安く使えことになりかねん。

携帯屋の企業理念を問いたい。社会インフラに携わる企業経営では、単にハイテクやディザインでユーザーの目を引くだけではいかんはずだ。...かなりよこ道にそれるが、年間たかだか何千人にしかデリバリーされないフェラーリでさえ、安全と環境に適合した製品を造るのよ=社会性を考慮する時代。しかも造る側もそして買う側も、あのV12のエキゾーストパイプに触媒コンバーターがぶる下がっていることを望まないのにだ。

Chateau de Marson '98 と  Marques de Monstrol '95 を抜栓。先週三流の中からアタリを掘り当てるのは難しいと書いたばかりだが、来ました!大当たり、Marques de Monstrol '95 。力強いが、香りも含め充分にフルーティーでかつ単調にならない。開けた直後からやや膨らみすぎるあたりは本当の意味で好みから外れるも、4人ぐらにで飲む分量として考えれば許せる範囲。

ラベルの下に魚が三匹泳いでいる、かわいいボトルが目印。近所のワイン屋では最後の1本だったので至急探して追加購入するぞ。もしニホンにあるとすれば、700円程度で手に入るのでは。

では、また。


Fri.24/NOV./2000

嫌味、だったりして

日経225

14315 +14 5.67億株
店頭平均 1323 -21 1107万株

まずは、最近のWineから。イタリアンの定番となりつつある Chianti Classico San Ripoio '97  適度なタンニンのしっかり感が好み、ちゃんとイタリアも感じられる。Cotes Du Roussillon Villages '98 ,  F de Fede BORDEAUX SUPERIEUR '98 どちらものっけから最後まで、ただ赤い液体というだけ。三流からの見っけものは少なし。

先週から今週にかけて、クアラルンプールに行った理由の一つに新空港を見るってのがあった。新空港の荷物受け取りターンテーブルは知り合いのSaitoさんの手によるもので、まあその出来映えを拝んでやろうというわけだ。このプロジェクトをうまくやりとげたSaitoさんは、その後、由美さん(松任谷由美)のツアーの舞台装置プロジェクトに参加。たしかに、一品モノの機械仕掛けという点で、空港のターンテーブルと舞台装置に共通点があるのだろう。(由美さんのプロジェクトはえらく儲からない仕事だったそうだが。はっは。)

ターンテーブルは特別な仕掛けがあるわけではなく、どうこう言うものではなかった。玄人的に見れば色々工夫があるのであろうが。それよりオレの目を捕らえたのは、空港内の案内がすべて現地語、英語、そして日本語で書かれてあったことだ。空港内の移動のアナウンスも同様、日本語が取り入れられていた。日本語は、英語やスペイン語、中国語と比べものにならないほど<ど>マイナーな言語だからね(たしか使用人口ベースで15位あたりだったのでは)、ニホンを支持するマハティール大統領のハートがここに生きているのだなぁ。

ニホンをハイテク発展のモデルととらえ、かつニホンのリーダーシップを期待するアジアのヒトも多い。しかし、たとえばIT化の勢いは、シンガポール、インド、マレーシアあたりに比べ遅れを取っているのが現実。土建屋に光ケーブルを引けとばかりにカネをばら撒いくことがIT化だと思っている元政権じゃ、アジア諸国に水をあけられるばかりだ。クアラルンプールの空港に日本語の表示が無くならないようにしないといかん。もっとも、ニホン人が海外で日本語の表示が不要となる方が大切だが。

...この日本語表示、英語がわからないニホン人オヤジをばかにした嫌味、だったりして。ワイキキを青山154丁目あたりと思っているおねえちゃんは、空港でなんか迷わないもんな。

では、また。


Wed.22/NOV/2000

「ダメ」と意思表示

日経225

14301 -107 5.26億株
店頭平均 1345 -13 978万株

連日の年初来安値更新。

2000年のストリーは、米との決別であったはずだ。ソフトランディングの米に対し、ニホン人はなんとなく夏以降、ニホン株が盛り返すと思っていた。しかし10月、米株が下げた時点で、ハイテクの好調/好決算もあったにもかかわらず、勢いを呼び込むことは無かった。忘れもしない10月13日の金曜日の朝(米時間の12日深夜)シェラトンホテルでの打ち合わせを中座して、オレはファイナンシャルマネージャーにニホン向け投資の撤退を指示するTELを入れたのだった(Sun.15/OCT/2000 挫折 参照)。

その時点で勝負はついていた。ニホン経済が上向く材料など何も無い。構造的問題は何も解決されていない。

2000年後半のニホンに期待していたヒトの嫌気売りなんだよ、この一段の下げは。米大統領選トラブルによる下げでアンラッキー、と思ってる方は自らを「投資家」と名乗るべからず。あんたらは、未来に期待し、自ら取ったリスクで企業活動を支援する「投資家」とは全く異質な、単なるギャンブラーです。

「個人投資家」はギャンブラー向け情報ばかりたれ流しているニホンの新聞屋や証券会社に惑わされること無く、ここはニホンに「ダメ」と意思表示すべき時ではないだろうか。


Tus.21/NOV/2000

訓練

クアラルンプール発 CX722には日本人の客室乗務員が搭乗していて、20日の読売新聞も配られていた。3列ぐらい後方に座っていたどこかの日本人のおやじがそれを見るなり、「加藤(自民党の加藤派)もけっきょくはダメだな」と言った。きっと近くに日本人がいないと思ったのだろう、一人り言としてはけっこうでかい声だった。

さっするにこの「ダメ」とは、加藤が森に代わって政権を握ることが実現し得ない状態となったという意味だろう。要はだれが政権を取るかという視座から政治を見ているわけだ。興味の中心は、自民党に反旗をひるがえした加藤が、その意を成就させることが出来るか否かなのだ。要は「だれがどうなった」なのだ。それは、加藤の主張がどうで、もし加藤が政権を取った場合ニホンはどうなり、我々の暮らしはどうなるのかといった視座から遠く離れている。

このおやじのような「逃げ切り世代」(あとは年金でなんとか老後をやっていけるような世代、反対に40歳代前半より若い世代は「逃げ切れない世代」だ)は、ずっと組織の中でどうやって出世するかを人生の唯一最大目標として生きてきたわけで、すでにその思考は「だれがどうなった」ということでしか世の中を見ることが出来きない、とオレは認識する。これが今のニホンの「ダメ」だ。

逃げ切れない世代のオレたちは、まず逃げ切れない世代なのだということを認識して、逃げ切り世代のものの考え方はダメで当然、と考える訓練をする必要がある。このおやじの一言にビビッときたオレのようにだ。

そしてたとえば、「森政権が継続となれば、外国人投資家はニホンの構造改革がまたしても遅れると嫌気して、ニホン株が売られることとなるはずだ。円も当然売られる(短期的には)」と考えてみるべきだ。逃げ切れない世代は、明日の自分の利害とニホンの行方をリンクさせて生きないといかん。

日経225、店頭平均 ともに年初来最安値を更新。

では、また。


Sat.11/NOV/2000

オレがLouis Vuittonの鞄を持たなくなって長い。鞄を道具として見たとき、Louis Vuittonは最高だ。その昔Louis Vuittonの広報に、Louis Vuittonの歴史についての資料を送ってくれと頼んだら、百科事典1冊ぐらいのサイズの本を送って来た(有償)。それには、鞄としての品質の歴史が長々と記されていた。オレはこの本を通じて、男のスタイルとしての鞄はLouis Vuittonに限ると思い込んだ。

オレは「オレのLouis Vuitton」と呼ぶに相応しい鞄を持っている。外側は黒、内側はタンのそれはオレのフランスの友人 ジョン・ポールに頼んで注文してもらい作らせたアタッシュケース型の鞄だ。注文から半年以上かかって手元に届いたそれは、オレのタフな使い方にもびくともしなかった。一度カギのフック部分のスプリングが壊れて銀座のLouis Vuittonに持ちこんだ時のこと、5分もしないうちにカギ穴のところの番号から、「フランスで特注につくらせたものですね」っとオレの名前まで言い当てたのには驚いた。壊れたカギは当然無償で修理し、家に送り返してくれた。これぞLouis Vuittonの真髄。

今日シャンゼリゼ通りに新たにオープンした、最大規模と聞くLouis Vuittonに立ち寄った。「ボンジュール マダーム 、どうやってあなたの製品を買えばいいの?」オレは女性の店員に、思わず尋ねてしまった。なんと店内はごった返しているだけでなく、いくつかの列が出来ているのだ。どうやらその列に並んで順番を待つ、そして順番が来たら、(ご存知の方も多いと思う例の)カタログを見てこれ下さい、って言って買うんですよ。

ロンドンのエルメスでは、ブレスレット一つ買うときだってちゃんとテーブル席に案内してくれて、店員さんと話しながら、何点かの中から好きなものを選択して買うといった、買い物の楽しさを味わる。(エルメスに無学なオレは、敬してフランス本店の敷居はまたがないようにしている。)しかし昨今のLouis Vuittonが取った一連のカジュアル化路線によって、Louis Vuittonは本来の買い物の楽しさを完全に味わえないところに来てしまったようだ。

かくしてオレはいっそうLouis Vuittonを持つことがいやになってしまった、というお話。いっそ、すべての製品をインターネット販売にしてしまえ!Louis Vuittonよ!

Wineは結局買えなかった。年末にムートンを開けたいと思っているので今回是非買って帰ろうと思ったのだが、ストック豊富な店が見つからず買うにいたらず。事前調査不足の自業自得。行きの成田−デュッセル間の客室乗務員 Suzukiさんはソムリエだって言ってたっけ、尋ねときゃよかった。

ヨーロッパラウンドを終了。JALで成田へ向う。今日の新型機は映画が個人用ディスプレーにオンデマンド配信されている(個人個人で、好きな映画を好きな時に見られ、それを巻き戻したり、先送りしたり、一時停止できる)。ファーストクラス・ビジネスクラスすべての座席をどうやってオンデマンドでフォローしているのだろうか?興味あり、だれか教えて下さい。

では、また。


Fri.10/NOV/2000

パリの定宿 CONCORDOE LA FAYETTE に到着。きっともっと落ち着いた雰囲気を持ったホテルってあるのだろうがね。

今回パリに寄った理由はおフランスのおねえちゃんを見たかったからだ。当然彼女らのファッションは興味あるが、加えて街とおねえちゃんと携帯TELをひっくるめて、at PARIS ってのを感じたかった。だから迷わず大好きなロンドンではなく、パリに来た。

で、どうだったかと言うと、あっちこっちで、たとえばジャンゼリセを歩きながらでも彼女らはGSM使ってました。カフェでも携帯してました。世界共通の姿だったわけですよ。安心したところで、オレも歩きながらリオンの友人などに電話したわけです。

ただ、歩き方から目の配り方までいい意味で気取っているパリのおねえちゃんは、携帯をかける仕草もかっこつけてるように見えたりもしました。本当はデザイナーの友人Rizに、その当たりを訪ねたかったのだけれど、あいにく彼女はロンドンとのことで会えず、残念。

生がきのシーズン! シャンペンでいただき。

では、また。


Wed.09/NOV/2000

ディッセルドルフから空路ミュンヘンに到着。ミュンヘンと言えば、ミュンヘンオリンピック(男子バレー優勝、今では考えられないね)。ビール、これまた古いが、ミュンヘン−サッポロ−ミルワーキー。そしてBMWの地である。オレはBMW派ではないから、BMW本社/博物館(上から見るとBMWのマークのカタチになっている)には寄らないよ。

ジーメンス社との打ち合わせを終えて、ご当地のBMW523(当然マニュアルシフト)に揺られて本日のホテル Bachmair に到着(ミュンヘン近郊の高級リゾートホテル)。

正直ドイチェはあまり好きではないが、この湖のほとりの Bachmair はロケーションに加えてゲストの品格を反映して、従業員も良い。

ホテルのレストランで夕食を済ませた後(当然Wineも空けた。今回は連れがいるから白も何本か空けたがオレはテスティング程度ですぐ赤へ。今夜も含め赤を何本か飲んだがみなハズレ。銘柄をここへUPする気にもならず。)バーで一杯だけ飲んで、即ベッドへ。睡眠時間キープが良い仕事をすることの基本。それにしても、今回はいいこちゃんすぎるほど、12時前には消燈している。

明日はパリに移動。まるっきり予定無しのパリじゃー。

では、また。


Sun.05/NOV/2000

昨日は品川メリディアンパシフィック チェックイン(満室であったが TaisukeとSakiさんのおかげで一室を空けてもらう)。青山クリップの根本さんにカット&カラーリングしてもらったあと、TutoMixの迎えで渋谷で夕メシ。Taisukeも合流。店名、Wine失念なるも、食べ物なかなかグッド。TsutoMix、Taisuke覚えていたらBBSに宜しく。もう少し飲みたかったが明日また移動なのでホテルへ戻る。一晩滞在のオレのスケジュールに会わせて気を使ってくれるのは、経験値の高い二人ゆえだ。Makotoは仕事で合流できず、残念。

7時30分起床にて成田へ。今回のヨーロッパ行きに同行のMattiに空港にてヨーロッパ域内の航空券を受け取る。なんとも綱渡り。JALでフランクフルト、ルフトハンザに乗り換えてデュセッルドルフまで移動。オレの航空券はJALとルフトハンザが別々な発券であるため、成田でフランク−デュッセル間のボーディングチケットが発券出来ないとのこと。そうなのね、知らんかった。

ウエイティングラウンジで出発の乾杯。ここの自動ビールつぎ機には、いつもながら感心する。置いたグラスを斜めに傾けて泡が立たないよう注ぐ、グラスをまっすぐな位置に戻して最後に泡を加える。カンビールだとカンごと持って行かれちゃうから、この自動つぎ機が必要なのだろが、ちとやりすぎか。しかしこの機械がついでくれたビールが旨い(というか、日本のビールが旨いのかも)。つまみはおり詰め寿司持ちこみ、とは今回のもう一人の相棒Kenちゃんのグッドアイデア。さすが。

と、ここまででフランクまでの半分来た。眼下にはツンドラと蛇行したいくつもの川が見える。初めてヨーロッパに行った時は、南回り(クアラルンプール一泊、翌日ドバイ ワンストップのマレーシアエア)だった。直行便は高価で買えなかったんだな。今となっては、直行便のこの12時間とて苦痛だ。


Sat.04/NOV/2000

日本行きのJALに飛び乗って、やっと一息。前述のイタリア銀DMは、「午後4時以降は仕事しないように仕事をプランニングしている。」と言っていた。当然彼の言う仕事とは、いわゆるデスクワークやルーチンワークに近いものであって、午後4時以降はそりゃまた広い意味での仕事をやっているのは当然だ。たとえばビジネスディナーとは言わずとも、ビジネスパートナーとのメシなんてのもそれだ。ただ、4時以降は仕事じゃない、という自己暗示によってリラックスを得ているのか、とも思う。

こんなこと、ここでは最もつまらん内容だが、何を言いたかったかというと、オレもどこまでが仕事でどこまでが仕事じゃない、なんて線引き出来ない毎日だ。で、今週はとにかく活躍した。なんとか睡眠時間はキープしたが、昼飯は毎日バナナ一本。データーまとめ、取材、コンサルタントの繰り返し。だから、4時以降は仕事じゃない、と思えばちょっとは楽だったかな、と思ったわけ。

今日ニホンで一泊して明日は携帯大手ノキア、エリクソン、シーメンスの情報収集でヨーロッパへ。エリクソン不調、その真相は? 昨日のニュース:シーメンス、次世代携帯で東芝と提携、聞いてないよ! ヒトに会う場所/時間は決まっているが、ホテルも飛行機チケットも準備途中で出発。メイドさんだけじゃなくって秘書も必要だ? tsutoMix、Taishuke、ホテル手配助かります、Thank you 。

機内のNHKニュースでジャイアンツの優勝パレードを見る。選手補強について非難されるジャイアンツであるが、プロスポーツなんだから勝つことを目的として良い選手を集めるのは当然。ただ、いろいろな日本のプロ野球運営のシステムが巨人有利となっているのであれば、それは問題。不勉強で詳細はわからんが。

今回、ニホンには24時間もいないからいつものレンタル携帯はナシ。

それでは、たぶんまた明日も機内で。


Sun.28/OCT/2000

液晶がひんまがって付いていたって

UPするのが遅れたが、先週訪問した上海について少々。

GSMの電波はここ上海のどこにいても来ていた。上海のITについて説明してくれた、こちらで電子部品関連の技術サポートをしているMr.Chengに携帯TELの普及率をたずねると、「みんな使っている」との答え。みんなとは何%か? と聴くも返事が無いので、みんなとはウォーター系のおねえちゃんみんなってことか? と聴き返すと、ビジネスするひとはみんな、と笑っていた。

Mr.ChengはEricsonの携帯を持っていたが、彼の部下は少し時代遅れと思わせる大きな携帯を持っていた。見せてもらうと、なんと液晶が少し斜めに付いている。中国製のそれは、明らかにぼろい作りであったが、おそらく通話は問題無く出来るのであろう。中国で生産される工業製品の品質は、すでに世界的に問題の無い程度まで向上した。一方でこんなできそこないみたいなモノまでをも受け入れるマーケットも中国には存在するのだ。

以前ここで書いたが、ニホンでのiモードを普及させたのは、ドコモではなくマーケットだ。世界最悪なあの音質のPCDを受け入れた、多くの好奇心に満ちた人々によって形成されたマーケットが偉かったのである。そう考えると中国のマーケットは恐るべしだ。携帯の液晶がひんまがって付いていたって聞こえればよい=目的を果たしさえすればあとはどうこう言わない、というマーケットがそこにある。そしてそのボリュームは巨大なのだから。

では、また。


Sat.27/OCT/2000

すかさず3本

今週のWine。Baroncourt '96、期待していた力強さなし、安物っぽい甘めな後味と水の泥臭さが好みに合わず。Los Vascos Grand Reselve '96 、言わずと知れたチリ Cabernet Sauvignon の代表。こんなダメだったっけ?昔は好んで飲んだ Los Vascos も葡萄を意識させない。てんで、この前飲んで本当の好みからは外れるが気に入った Santa Helena 、テスティングですでに あれ?って感じ。重量級ではあるが、あの広がり感が無し。あれあれおかしいなと思っている間におしまい。納得できずにもう一本開けるが、同じ。後でこの前の記録を見ると、好印象だったのは'96、今回は'98。保存の差か、ビンテージの差か。ま、とにかく'98はだめだった。ちゃらくCruse のBeaujolais Nouveau 去年の余りの一本、これはどうこう言うものではない。そして今週の真打はなんと意外にも Chianti Classico の Sun Ripolo '97 。軽い、酸っぱい ってイメージのChianti Classico にあって、これはオレ好みだ。充分にフルーティーでかつ、芯のしっかりしたタンニンが効いている。嬉しい発見、すかさず3本買い足す。

では、また。


Fri.26/OCT/2000

日経225

14582 -276 5.07億株
店頭平均 1428 +7 1311万株

やっぱりな。いや、オレに言わせりゃ当然の下げだ。来週も厳しいぞ。


Thur.25/OCT/2000

自律反転

日経225

14858 +17 4.68億株
店頭平均 1421 -26 1208万株

NASDAQ -190p で店頭の下げ止まらず。日経225はわずかに上げた。今日の動きについていくつかのメディアは「自律反転」とか「自律反発」という言葉を使っているが、これほど無責任な言葉ってねえな。下げが続いた後上げたら、とりあえず「自律反転」って書いておけば、あたりさわりないからな。じゃ、なんで今日自律反転したのか? という説明を見たことがない。市場心理によるもの、と説明つけたいのだろうが、これなどもっといいかげんな言い方だ。

未来の出来事を予測するのは難しい。だが過去の出来事について説明する場合、もっと理論的に分析しろ>特に日経や野村。おまえら大手にはその責任がある。もっと言えば、おまえら優秀なんだから、きっとばっちり分析してるはずだ。その情報を出し惜しみしてんのか? ニホンの個人投資家をバカにしてんのか分からんが。今日の反発なんて、大局下げ相場のほんのひと息、なぜならば・・・、が正しいはず。「自律反転」なんて言葉で、焦点をぼかすな。

明日は恵比寿PARTYのワインパーティー、Taisukeがせっかくさそってくれたのだが、ニホン行きの飛行機が満席。試飲150本、魅力的だけど残念行けません、また誘ってな。

では、また。


Wed.25/COT/2000

ビビリ相場

日経225

14840 -307 4.68億株
店頭平均 1448 -24 1208万株

半導体でなんとかつないで、オプティカルでなんとかもたせて、もついに総崩れ。オプティカルなんざ先の話しでのブームだが、半導体は実際高収益に裏付かられて買われていた。だが2000年上期をピークとして下降することがじょじょにわかってきてこのざま。中間期好決算連発ってのに、わずかな不安材料にめちゃ敏感=ビビリ相場だな。まだまだ下がります。

最近たまにオレのアパートの前の道を、シルバーのアストンマーチンDB7が通る。近ずいただけで心臓バクバクなクルマ、たまには乗りでえなぁ。近頃じゃちょろいレンタカーを運転するがせきのやま。クルマらしいクルマ運転してねえなぁ。

きっとクルマの運転ってのもご無沙汰するとへたくそになるんだろうな。スーパー7、ちょっと難易度高過ぎるならロータスエリーゼなんか、逆噴射で買っちゃおうかな〜ぁ。

来月オランダへはドイツからアウトバーンをぶっ飛ばして行くことにしよう。問題は、さっき着信した旅行会社からのMAILでは、フランクフルト行きの飛行機予約が WAITLISTED って事だ。

では、また。


Tus.24/OCT/2000

出来高の小ささがすべて

日経225

15148 +50 3.84億株
店頭平均 1473 -4 918万株

日経225はかろうじて上げたが、出来高の小ささがすべてを物語っている。大局は反転したのではない。

続、下げ止まり論

米国株価の下落は、ダウ平均を10,000ドル割れまで、ナスダック総合指数を3,000ポイント間際まで追い詰めてきた。米国株価は後一押しで今までの変動レンジから底抜けてしまいそうだ。私の4週間続けた楽観的展望はいまや狼少年の感を強くしてしまっているが、考え方を変えることなく展望を続けたい。私は、株価が今までのトレンドから底抜けして新たな下落トレンド入りをするには、予測できなかった投資環境の悪化が起こるか、本質的な悪材料のニュ−スが訪れてくること(ニュ−スは予測できないためニュ−スになる、という意味を込めています)、が条件になると考えている。なぜなら市場の売り手が、自信を持って株価を売り下げるためには「新鮮で力強い売る理由」が必要だからだ。

米国株価を売るおもな理由は、業績減速懸念とユ−ロの下落と原油価格の急騰の3つが考えられる。業績減速懸念については、なぜそれが予測し得た減速であるか先週の週間展望で述べたので重ねて説明はしない。ユ−ロの下落についてだが、米企業のユ−ロ地域での売り上げを低下させ為替差損をもたらすことで、業績減速を増幅している。しかし考えてみると、ユ−ロは99年1月に登場してからずっと下落を続けている。新たな驚きをもたらすニュ−スではない。また米企業の会計現場は3ヶ月ごとの決算で、ユ−ロ・レ−トの帳簿価格を切り下げているはずである。そうするともしユ−ロが反転すれば、今期の為替差損は来期の為替差益になる可能性があるため、本質的な業績減速理由にはならない。さらにかって日本の資本が米資産を買い漁り、結局米資本に安値で売り渡した歴史を思い出すべきである。ユ−ロ資本はいま、ドルの高値で米資産の高値を買い漁っている。もしユ−ロが反転しユ−ロ資本が借り入れ負担に耐えられなくなれば、米資本は為替と資産の膨大な買い戻し利益機会を手に入れるかもしれない。この可能性を考えれば、ユ−ロの下落が米資本の市場価値(株価)を低く評価する理由にならないだろう。

原油価格の急騰だが、クリントン大統領がイスラエルとパレスチナ両国を和平に向けて強く求心させ、結局破綻してしまった反動を考えなければならない。政治的には両国の政治距離が再拡大して中東の安定を脅かしている。経済的には実需に基づかない暴騰をした原油価格が、急落するリスクである。世界の原油供給が実際に不足しないかぎり高値の滞空時間は短いからだ。政治の本音が両国の紛争拡大を望んでいないため、本質的な悪材料として現実になったわけではない。
日経平均の変動レンジ予測を、14,500−15,500円とする。

10 20 日 投資情報部 東田雅昭

本ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではなく、 あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれてい る場合もあります。個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、他の資料なども 参考にして、ご自身の判断でなさるようにお願いします。

以上は野村証券H/Pの 野村のマーケット情報 の週間株式展望10月20日版全文のコピーだ。ふざけるな野証! ふざけるな 東田 !

世界中の企業人が、2000年下期 は業績下降。ここをどう乗り切ろうか、と頭をかかえてるってえのに、よくもまあぬけぬけと下げ止まったなんて言えるぜ。これから上げる理由も言って、下げ止まったと説明するのがズジってもんじゃねえか。個人投資家はこんなすっとこどっこいなリポートを信じてはいかん。


Mon.23/OCT/2000

日経225

15097 -100 4.36億株
店頭平均 1477 -7 948万株

Sun.22/OCT/2000

無題

2年間、いっしょに暮らしたマロンが死んでしまった。

この1ヶ月あまり元気がなく、最近にいたってはめっきり弱っていた。そんなマロンの姿を見てオレは、「もう死んでもいいんだよ」 という気持ちになっていた。

冷たくなったマロンをそっと土に埋めて、手を合わせた。


Sat.21/OCT/2000

また来いよ

けっこう突然、Taisuke と Makoto がニホンから来てくれた。当然食って飲んで、となるわけ。前回のTaisuke手土産の Ca'del Bosco マグナムボトルを予告どうり抜栓。シャンペンはPol Roger、 ワインはHollick、Ht Monte Christo、Errazuriz、...計5本? だったけ。 また来いよ、お土産もってな。しょーこちゃんも、ちーちゃんも、ひーちゃんも、待てるぜ(と思う、よ)。

Ca'del Bosco も Pol Roger もめちゃドライでびっくり。


Sun.15/OCT/2000

挫折

12日のような大きなドロップ(Dow 10000に迫り、NASDAQも3000割れ近くまで投げ売りされる)は、米のソフトランディングがマネージされる中で幾度かは訪れるであろうとは思っていた。オレのポートフォリオもそれを見越して、米を薄くし、かつ比較的オールドエコノミーに振ったものだった。一方ニホンマーケットは2万円越え、2000年は景気回復が穏やかではあるが進み、2万円前半での対局上げ相場で推移するものと予想した。

春のネット株大幅調整は予想を上回る下げだった。あまりの急な下げに売りタイミングを逃し大きなロスを抱えた。そこでオレが取った戦略は、ヨーロッパ/ユーロ圏の緩やかな上昇を捕まえることと、ネット株調整後のハイテク/IT株復興を狙った買いだった。特にニホンの再生は米ソフトランディングを抱き込むものである、でねければならない、であるべきである。それはハイテク/IT産業によって成し遂げられるべき、という信念のIT株投資だった。

だが、今日オレはこの2000年の信念に対し挫折を宣言する。ニホンに見切りをつけたってことだ。予想を上回る好業績を上げながら今のニホンは世界から評価されないこの現状はいかんともしがたい。今週13日の金曜日、すべてのニホン向け投資の一時撤退を決意〜すべての即売を実行、完了させた。

合わせて米向け投資も全面撤退、ヨーロッパ向け投資も約35%売りへ。

これでもう憂鬱になることは無い。損失額もおおむね確定したわけだし。代わりやってきたのは、いままでに経験したことの無い喪失感と言いようの無い不安だ。


Fri.13/OCT/2000

日経225

15330 -220 5.83億株
店頭平均 1507 -11 1351万株

Thur.12/OCT/2000

日経平均

15550 +37 4.79億株
店頭平均 1518 -13 1117万株

Wed.11/OCT/2000

台無し

日経225

15513 -314 5.0億株
店頭平均 1533 -32 1159万株

春のネット株大調整以来、幾度か挫折しそうになりながらも積み上げて来た信頼も今週ですべて御破算。冷静に見ればNASDAQの底値を見るまでは動くに動けないという事だろうが、本来、短期的には米安にともなってニホンも売られるがその後、米国資金がニホンに流入してくるってのがこの夏以降のニホンの姿でなくてはならなかったんじゃないのか!

そごうも千代田生命もダイエーもなっちゃねえが、ニホンの大手企業の経営者ども、あんたら増益にもかかわらず株式からの資金調達が減少しているこの実態をよく見ろ。そして、あんたらの会社社員よりも大きいリスクを取ってあんたらの会社に投資している投資家、特に個人投資家に大損させてる状況をよく考えろ。世界から評価されてねえってこと、もうかったって評価されてねえってことをだぞ。もうあんたらじゃだめということだ。

あかんところまで来た。オレが今日書いたことが解るヤツらの思いも努力も台無しだ。


Tur.10/OCT/2000

日経225

15827 -166 4.66億株
店頭平均 1565 -32 1188万株

Fri.06/OCT/2000

カネでノーを意思表示

日経平均

15994 -105 5.02億株
店頭平均 1588 -5 1593万株

インテルに続いてデルショックでNASDAQはめろめろ。今週はある意味ニホンマーケットが独自性を持つチャンスだったのだが、こう米ハイテクが弱み含みだと当然外国人機関投資家のニホンでの調整売りが支配的となる。米↓のタイミング悪し。

加えてそごうの飛ばし、ダイエー幹部のインサーイダー取り引きとイメージ悪化のニュースが続く。スキャンダルに関して言えば、ニホンでは世論の広がりが社会認識だが、海外では「スキャンダル=カネ」というカタチで社会認識されるわけ。投資家はカネでノーを意思表示するってこと。こうへんてこスキャンダルが後を絶たないから、なんだかニホンに投資してる外国人投資家は、あきれムード→あきらめムード が進行してしまう。

てんで、公的資金流入?も吹き飛んで下げ。3連休明けも好材料無く、あやしげ。

ドイチェ銀のディーリングルームを見学。2台のLCDディスプレーと見慣れないいくつかのファンクションキーが付いたキーボードが一人分の操作端末、プラス電話機。そこで働いているディーラーの皆さんがカジュアルな服装なもんだから、村上(村上龍)も書いていたが、ゲームやってるようなもんだな、この取り引きって。なんだかビルの35階で眺めが良くって、そっちに気をとられそうになりつつフロアーを見渡すと、まあ色々な国のヒトが一同に仕事してんのな。良くみると端末もお国の言語表示にしてるヒトもいるし、英語のヒトもいる(画面はWindowsベ−ス)。このフロアーで一番偉いヒトに挨拶、別に窓際のでっかい机に座っているでもない。なんでもアリ、どんなスタイルでもヨイ、儲けたヤツ(会社を儲けさせたヤツ)が勝ち。はっきりしててイイわ、この雰囲気。

Nikon F80で取った最初の写真が上がって来た。露出のはずしゼロ。こりゃ予想より頭良さそう。

Batoan & Guestier RESELRVE DU FONDATEUR '97、もう少し葡萄っぽい味わいが欲しい。タンニンももっと強くていい。

では、また。


Thur.05/OCT/2000

日経225

16099 -49 5.61億株
店頭平均 1594 +2 1541万株

Wed.04/OCT/2000

日経225

16149 +236 6.10億株
店頭平均 1591 +2 990万株

Tus.03/OCT/2000

日経平均

15912 +9 5.47億株
店頭平均 1589 +6 990万株

Mon.02/OCT/2000

日経225

15902 +155 5.14億株
店頭平均 1582 -5 935万株

Sun.01/OCT/2000

家にいる時だけでも

まずは、先週のワインまとめ。

SANTA HELENA '96 (チリ) 柔らくて好みではないが、これだけカベルネの良さが出せればマル。Chateau Laffitte-Ceston MADIRAN の VIELLES VIGNES 97  力強さほどほど、渋みや酸味もほどほど。古め木から収穫された葡萄を古い樽で醸造したと聞くが、そのせいか広がり感が乏しく、開いてからのも華やいだ感じにはならない。一方同Chateau Laffitte-Ceston MADIRAN のTRADITION 97は若干酸味が先行することでフルーティーな若々しさを感じるが、オレが求める凝縮感、密度感に乏しい。Agustinos c.s.RESERVE 98 ややオレの好みとは異なりかつ不自然な甘味を伴う口当りだが、シンは比較的しっかりしていて辛めのスパゲティに合った。いつものSEIGNEURIE DE LA RESCLAUZE 97はどうこう言うこと無し。それからスペインのスパークリングワイン Segura Viudas これはいい。1年以上前、1本飲んで好印象だったから1ケース買っておいたものを久しぶりに開ける。香りが立っていて、しっかりと葡萄の果実みを感じられながら、それでいてドライで後味がさわやか。こんなに良かったっけ?

携帯TEL(ノキアのGSM)が壊れる。一回通話すると、通話出来なくなってしまう。電源を切ろうが、バッテリーを外そうが復帰しない。でも数時間ほっておくと治る。そしてまた1回通話すると受信も送信もだめ。なんとも原因を予想しずらい不具合モードだ。てんで、昔使っていたエリクソン(1年半程度前に現役引退)を取り出してSIMを入れてみると、動く。エリクソンを当面使うことになったのだが、驚き!音質が良い。そしてなんと、自分の声がインカミングの音声に混じってスピーカーから聞こえる=普通の電話機と同じ。ボデーはでかい、バッテリーは1日しかもたない。けどこの音質のアドバンテージって相当なもんだ。好きなおねーちゃんの声をよーく聞きたいヤロウどもは、家にいる時だけでも音がイイ電話機を使ったら。そうか、ニホンの携帯って電話機をすぐスイッチできないんだったな。

では、また。


 

 

itk <IT株投資の憂鬱>    

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Taka    
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